クリの木にシャクトリムシ(シャクガの仲間の幼虫)を見つけた。シャクトリムシはかくれんぼの名手である。
さてこの写真を撮る時に、そのまま撮ると、上の写真になる。ところが下からストロボやレフ板を当てると下の写真になる。
どちらがよい写真ですかと問われれば、下の写真が良いという人が多いと思う。けれど。ぼくは上の写真の方がこの場合はよいと答える。隠れているのだから、実際に見えるように撮った方がよいのだ。
ぼくは30年以上隠れる虫の写真を撮り続けているが、昔はいつもストロボを使っていた。このごろは考え直して、なるべく隠れている雰囲気がでるように、自然光で撮影するようにしている。
E-300 50マクロ+1.4X
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