サクラの葉に見つけた半翅目の昆虫二種。上はムネアカアワフキのメス。下はアカスジキンカメムシの幼虫だ。
ムネアカアワフキの成虫はちょうど今頃、サクラの新緑が揃ってきた頃に見られる。メスは前胸と小楯板が赤いが、オスは小楯板だけが赤い。幼虫は、泡の巣ではなく、石灰質のまるで巻き貝のようなちょっと面白い巣を作る。
アカスジキンカメムシの幼虫は終齢幼虫。白黒のパンダを連想させる可愛いカメムシだ。このカメムシはみな終齢幼虫で越冬し、初夏に現れて羽化する。この幼虫からは想像もつかない、極彩色の成虫(→)となる。
20D 65mmマクロ
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