朽ちたクリに紅色の綺麗な甲虫を見つけた。ベニコメツキである。お腹を朽ち木の割れ目に差し込むような姿勢にとまっていて、もしかしたら産卵中なのかも知れない。触角を見ると確かにメスのようである。オスの触角はもっと大きく櫛状になっている。
このベニコメツキという甲虫は、ベニボタルの仲間に姿を似せていると言われている。ベニボタルの仲間のような赤と黒の配色は、毒虫の特徴であり警戒色。ベニコメツキには毒はないが、この配色でうまく毒虫のふりをしているというわけだ。
20D シグマ150mmマクロ
◎読者の方から、偕成社の「虫から環境を考える」のシリーズを地元の図書館に推薦したら、購入されることになったという、うれしいメールがHPにありました。このシリーズの詳細はこちらから。
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