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海野和男のデジタル昆虫記

モノサシトンボの顔

モノサシトンボの顔
2003年07月20日

昆虫の顔を大写しにするのは虫に近づければ簡単なことだ。ただしマクロレンズは必須である。APSサイズデジタル一眼レフの場合。35mmフイルムで撮るより更にアップができるのがよい。モノサシトンボはイトトンボの仲間の中では大きい方だが、そうはいってもフイルムでこの大きさにするには、105mmマイクロを使用した時はテレコンを使うしかない。
 運良く近づけたのでヘリコイドを一番繰り出して撮影。フォーカスはマニュアル。ストロボもマニュアルで使用。D100、F36。
 ニコンの一眼レフデジカメの場合、絞りは実絞りがデータとして残るのに注意しよう。マクロになると露出倍数がかかるので、105mmマイクロの開放でもF2.8とはならない。倍率によって、3.5とか4とか表示される。キャノンやオリンパスでは実絞りでない表示になる。この写真の場合はF36と表示されているが、キャノン、オリンパスではだいたい16.5あたりが表示される。ニコンユーザーはそこをちゃんと覚えていた方がよい。またフイルムカメラ用のマクロレンズをデジカメで使った場合、レンズによっては絞りすぎるとと画質低下がはなはだしいものもあるので注意。マイクロニッコールは比較的画質低下は少ないと思う。

◎NHK教育テレビ 「人間講座 虫たちの地球」いよいよ最終回です。
第8回 7/23 虎の威を借る
再放送:翌週水曜日 午後2:00〜2:25
再々放送:翌月土曜日 午前1:50〜2:15
まだ再々放送で前のを見ることができます

◎平凡社よりカラー文庫で「昆虫の擬態」が発売。内容は写真集とほぼ同じ。「人間講座」の7回目と8回目は擬態の話ですから、参考になると思います。1300円

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