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第7回 「これからの日本のエネルギーの未来を語ろう」荻本 和彦 氏

  • 2012年1月17日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ
エネルギーとエコロジーの関係を考える 〜J-POWER秘書広報部 藤木勇光〜
J-POWER 藤木審議役
J-POWER 藤木審議役

J-POWER(電力発電株式会社)は、戦後急速に増えた電力供給需要に応えるために国策として作られ、2004年に民営化しました。北海道から沖縄まで全国に発電所を持ち、日本で使われるエネルギーの約6%を発電する国内最大の卸電気事業者です。暮らしに密着するエコロジーとエネルギーという大切なことに関わる企業として、企業理念である「エネルギーと環境の共生」について、「エコ×エネ体験プロジェクト」を通じて皆さんと共に考えていきたいと思っています。今年は「これからの日本のエネルギーの未来を語ろう」をテーマに3回のエコ×エネ・カフェを実施して行きます。課題を解く答えはひとつではありません。それを理解した上で、識者から一方的に教わるのではなく、カフェに参加した全ての人の意見を尊重し、気軽に真面目に話し合い、気づきを促すことを通じてお互いが学び合う場を創造していきたいと思っています。このカフェがエコロジーとエネルギーを相反するものではなく「つながり」として考えていくきっかけになればと思っています。


第7回エコ×エネ・カフェ
私たちはどんなエネルギーの未来を選ぶのか?

私たちは今後、どんなエネルギーの未来を選択していくのでしょう。震災以降、一般の人たちの間にもエネルギーについての関心が高まってきました。太陽光発電などの自然エネルギーや、地域や自宅でエネルギーを作るしくみ、スマートグリッドなどの新しい考え方や技術も益々注目を集めています。「日本のエネルギーの未来をどうするのか?」「震災で変わったこと、変わらないことは何なのか」。参加者みんなで考え、話し合っていきます。

ゲスト講師:荻本 和彦氏 ゲスト講師:荻本 和彦氏
東京大学エネルギー工学連携研究センター特任教授。1956年生まれ。福岡県出身。東京大学工学部卒業後、エネルギーインテグレーションとして、エネルギー技術戦略、物質・エネルギー需要解析・評価、動的エネルギー需給解析・評価、集中/分散のエネルギーマネジメントと再生可能エネルギー導入、エネルギーシステムの診断・評価とリスクアセスメントなどの研究に取り組む。趣味は自転車、山歩き、街の探索を中心にした旅行。前回の第6回のエコ×エネ・カフェでもゲストを務め、スマートグリッドなど新しい考え方も紹介しながらエネルギーの生産・消費の未来について考えていきました。

「私たちはどんなエネルギーの未来を選ぶのか?」

「エコ×エネ・カフェも今回で7回目を迎えました。今年もまた、皆さんと一緒にエコロジーやエネルギーに関する考えを深めていきたいと思います」。対話を通じて学びや気づきを深めていく場としてのエコ×エネ・カフェ。今年もまたBe Nature Schoolの森さんのファシリテーションにより、カフェの時間がスタートしました。

森さんのファシリテーションでエコ×エネ・カフェがスタート
森さんのファシリテーションでエコ×エネ・カフェがスタート
森さんのファシリテーションでエコ×エネ・カフェがスタート

先ずは二択の質問を通じて、参加者の意識をチェックしていきます。最初の問いは「震災以降、エネルギーに対する見方は変わった?」。ピンクと白の紙を上げて答えてもらったところ、「はい」と答えた人が95%。続いての「日本のエネルギーの未来に不安がある?」という質問については70%程の人が「はい」と答えました。「意外と『大丈夫』と思っている人が多いようですね」と森さん。けれども実際のところはどうなのでしょう。これから荻本さんにより日本のエネルギーの実状について説明いただきます。

質問への答えはピンクと白の紙を使って回答
質問への答えはピンクと白の紙を使って回答
カフェが始まり、参加者の関心も徐々に高まっていきます
カフェが始まり、参加者の関心も徐々に高まっていきます

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