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「ゴミ問題」 Q&A解説

読み:
ごみもんだい
英名:
Waste Issues
  • Q: ゴミはどのように処分されている?
    一般廃棄物はどのように処分され、最終処分場に埋め立てられるのだろう。

    A: ゴミ(廃棄物)には、工場や建設現場などから排出される「産業廃棄物」(産廃)と、それ以外の「一般廃棄物(一廃)」がある。一廃は、直接埋め立てられるもの、焼却されるもの、焼却以外の方法で中間処理されるものに大別される。焼却以外の中間処理施設には破砕、圧縮などによって粗大ゴミを処理する粗大ゴミ処理施設、資源化を行うための施設、堆肥をつくる施設などがある。また、焼却の際に発電や熱利用などの有効利用が行われる事例も増えている。焼却処理による焼却残さ(燃え残りや焼却灰のこと)などは最終的には埋立処分される。直接埋め立てられる廃棄物、焼却残さ、焼却以外の中間処理施設の処理残さを合わせたものが最終処分場に埋め立てられる量となる。

  • Q: 家庭から出るゴミはどれくらい?
    一般ゴミの中の生活系ゴミと事業系ゴミとでは、どちらが多いのだろう。

    A: ゴミ(廃棄物)には、事業所から出る「産業廃棄物(産廃)」と、家庭などそれ以外の場所から出る「一般廃棄物(一廃)」がある。環境省の調査では、2009年度における一廃の排出量は4625万tで、国民1人1日当たり994gのゴミを出していることになる。このうち、家庭などから排出される生活系ゴミは3018万tだ。一方、オフィスや飲食店などから出る事業系ゴミは1328万tで、生活系ゴミが約65%を占めている。一廃を焼却せずに埋め立てる最終処分場の残余年数は、2009年末現在で18.7年分しかなく、ゴミの減量に向けた家庭などでの取り組みが求められている。

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