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「一般廃棄物」 とは

読み:
いっぱんはいきぶつ
英名:
Domestic Waste

家庭から出る可燃ごみや不燃ごみ、生ごみなどの廃棄物のこと。廃棄物処理法一般廃棄物を、産業廃棄物に指定されている燃えがら、汚泥、廃油、廃酸アルカリ、廃プラスチックなど20種類以外の廃棄物と定義している。大きく分けて、家庭から排出される「家庭系廃棄物」と、商店、事務所、工場などから排出される「事業系一般廃棄物」、人の健康や生活環境に被害を与えるおそれのある「特別管理一般廃棄物」がある。

日本における2011年度の一般廃棄物の排出量は年間4539万tで、1人1日当たりでは975gのごみを排出していることになる。一般廃棄物の処理は原則として区市町村が行っているが、清掃工場での焼却や最終処分場での埋め立て処理能力を超えてごみが増加しているところが少なくない。こうした状況を受けて、焼却施設の数は減っていても、1施設当たりの処理能力は微増している。

一般廃棄物最終処分場の残余年数は19.3年で、関東や中部などでは処分場を十分に確保できず、域外へ移動する傾向がある。3Rの取り組みが進んでいる自治体は、人口10万人未満では奈良県野迫川市、10万人以上50万人未満では静岡県掛川市、50万人以上では愛媛県松山市となっている。

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