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「ハクチョウ」 Q&A解説

読み:
はくちょう
英名:
Swan
  • Q: ハクチョウに餌をあげても大丈夫?
    冬、湖などに飛んでくるハクチョウに餌をあげてもよいのだろうか?

    A: ハクチョウの仲間のうち、日本にはオオハクチョウとコハクチョウがシベリア北部などのユーラシア大陸から飛んでくる。多くのコハクチョウが飛来する瓢湖(ひょうこ)のある新潟県阿賀野市では、戦後初めて同地にハクチョウが飛来した1950年から、ハクチョウとその渡来地の保護に力を入れている。ハクチョウの餌付けは当時から行われ、人と野生生物の触れ合いとして親しまれてきた。また、ハクチョウが飛来する他の地域でも餌付けは行われてきた。しかし、2008年に北海道などで死亡していたハクチョウから鳥インフルエンザウイルスが検出されたのをきっかけに、国や地方自治体が餌付けの自粛を呼びかけた。これに対して、一部の愛好家や自然保護団体、地元商店などから、「ハクチョウが鳥インフルエンザの感染源であるという確証はない」「観光資源を奪われては困る」といった反発の声が上がっている。

  • Q: ハクチョウと音風景との関係とは?
    「日本の音風景100選」に選ばれたハクチョウの生息地とは?

    A: 環境省による「日本の音風景100選」は、将来に残していくべき音の聞こえる環境を「音風景」と定義して公募し、選定するものだ。その一つとして、山形県酒田市の「最上川河口の白鳥」が選ばれている。同地にある最上川スワンパークは日本一のハクチョウの飛来地として知られ、毎年10月から4月上旬まで1万羽近い数のハクチョウが飛来する。美しいハクチョウたちが集まり、大きな鳴き声を上げる様子は圧巻だ。

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