宇宙航空研究開発機構（JAXA）が2003年に打ち上げた小惑星探査機。その使命は、原初の地球に近い小惑星「イトカワ」から表面物質のサンプルを採取して地球にもち帰ることで、紆余曲折を経て、2010年６月に帰還した。7年間の飛行距離は約60億kmに及ぶ。「はやぶさ」がもち帰った「イトカワ」の微粒子サンプルからは、太陽系と地球の成り立ちを知る大きな手がかりが得られる。2014年12月には後継機の「はやぶさ2」が打ち上げられた。
小惑星「イトカワ」から地球へ帰還した探査機「はやぶさ」。打ち上げの目的と成果は？
「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」の目的を教えてほしい。
