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「はやぶさ」 Q&A解説

読み:
はやぶさ
英名:
Hayabusa(MUSES-C)
  • Q: 「はやぶさ」の目的と成果は?
    小惑星「イトカワ」から地球へ帰還した探査機「はやぶさ」。打ち上げの目的と成果は?

    A: 小惑星探査機「はやぶさ」の最大の目的は、太陽系と地球の成り立ちをよりくわしく知るための手がかりを得ることだ。目指した小惑星「イトカワ」は、誕生当時の地球によく似た環境をとどめているためだ。「はやぶさ」自体は分析用機器を搭載しておらず、サンプルだけを回収して戻ってくる「サンプル・リターン」の手法が採用された。また、イオンエンジンなど最新技術の実地検証もでき、宇宙探査の可能性が広がった。「はやぶさ」がもち帰ったカプセルには、「イトカワ」の微粒子が数十個入っていた。初期分析の結果、地球に落ちてくる隕石が小惑星から飛んできたことや、「イトカワ」が小惑星との衝突を繰り返していたことなどがわかった。

  • Q: 「はやぶさ2」のミッションは?
    「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」の目的を教えてほしい。

    A: 2014年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)は、2010年6月に帰還した「はやぶさ」(MUSES-C)の後継機だ。目的は、岩石中に有機物などを含むと推定されるC型小惑星の「1999 JU3」から、サンプルをもち帰ることだ。地球誕生の秘密や生命の起源、太陽系誕生の秘密を探ることが、「はやぶさ2」に託された最大の使命なのだ。「はやぶさ2」は、2018年に小惑星に到着し、改良された機器と技術によりサンプルを採取して、2020年に地球に帰還する予定だ。

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