1回できたのに「できない」と言うのは甘え?親の意識と対応を変えてみたら

  • 2025年5月1日
  • レタスクラブニュース
ずっとできるって思い込んでました
ずっとできるって思い込んでました / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA



日々の暮らしの中で困っていた子どもの行動が、親の「言葉がけ」で変わる!

3歳と2歳の兄妹を育てる新米夫婦のマコさんとユウさん。一筋縄ではいかない育児にしんどさを感じていたなか、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリスト島村華子先生のアドバイスによって、新たな視点や気づきを得られ気持ちがとてもラクに!
「言葉がけ」で変わる子どもの反応に感動し、子どもの心のなかが少し理解できてイライラが減少。子育てがラクになり、肩の力を抜くことができるヒントがいっぱいです。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。






登場人物

新米夫婦のマコとユウ
新米夫婦のマコとユウ / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

マコとユウ:子育て中の新米夫婦。「自分たちはこれでいいのか」、不安になりながら子育て中。

きょうりゅうが大好きなアララ
きょうりゅうが大好きなアララ / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。

幼児教育の教員育成に携わる華子先生
幼児教育の教員育成に携わる華子先生 / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。

先日できたことが「できない」子に、よりそう。

自分で履いてたよ…
自分で履いてたよ… / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

できないの!
できないの! / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

大人が勝手にできるって思ってるだけですよ
大人が勝手にできるって思ってるだけですよ / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

99回失敗しても
99回失敗しても / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

うまく言葉にできないだけなんです
うまく言葉にできないだけなんです / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

手伝ってもいいんですね
手伝ってもいいんですね / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA





片方の足に
片方の足に / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

どっちの足にする?
どっちの足にする? / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

プロセスほめ!
プロセスほめ! / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

逆に突き放すと
逆に突き放すと / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

…うんできないの
…うんできないの / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA

うんおとうさんして
うんおとうさんして / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA


華子先生のアドバイス:できないときには、大人の聞く姿勢が大事


子どもがどう感じているのか、心と耳を傾けることがなによりも大事です。大人が一言目で子どもの思いを抱きしめられるかどうかで、その先の親子のコミュニケーションに大きな差が出てきます。態度や行動など、言語以外のメッセージにも注意を払いましょう。どんな感情であっても否定せずに、言葉にして受け止め、子どもが安心できるような心理的環境を作ってあげてください。子どもが甘えてきているときは、甘えさせてあげてください。ただし、すべての感情を受け入れることは大切ですが、行動のすべてを受容したり、子どもの要求につねに迎合したりするなど、境界線を引かないのは違います。選択肢を提案したり、ゲームを取り入れたりして、子どもが楽しく協力できるように物理的環境も整えていきましょう。



監修=島村華子、著=てらいまき/『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』








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