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「フリーマーケット」 とは

読み:
ふりーまーけっと

廃棄物の発生を少なくし、資源をできるだけ再利用する循環型社会を実現するには、リデュースリサイクルに加えて、リユースに力を入れることが大切だ。市民ができるリユースの手段として人気があるのが、フリーマーケット。公園などを会場にして、多くの人が家庭に眠っている不用品などをもち寄り、販売する。ここでいう「フリー」とは昆虫の「ノミ」を意味する「Frea」であり、「自由」を表す「Free」ではない。フランスのパリ郊外で開催される古物市が、ノミがわくような古物を売っていたために「ノミの市」と呼ばれたことに由来するといわれている。

日本では、NGO/NPOなどの市民団体や地域のグループ、地方自治体、企業などさまざまな主体が、各地でフリーマーケットを開催している。不用品を捨ててしまわずに、必要とする人に安く販売するフリーマーケットは、ゴミの減量と資源の再利用に役立つ。また、同じような目的で開催されるイベントに、個人で行うストリートマーケットやガレージセール、バザーなどがある。環境省が行った循環型社会の形成に関する調査では、2割以上の人がフリーマーケットやバザーを積極的に利用していると回答した。

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