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「リサイクル」 とは

読み:
りさいくる
英名:
Recycle

不要になった物を資源として再び利用すること。2000年にできた「循環型社会形成推進基本法」は、 法の対象となる物を有価・無価を問わず「廃棄物等」と定義。このうちまだ使える物を「循環資源」と位置づけて、循環的な利用を促進することとした。そして処理の優先順位を、1) リデュース(Reduce=廃棄物の発生抑制)、2) リユース(Reuse=再使用)、3) リサイクル(Recycle=再生利用)、4) 熱回収、5) 適正処分―と定めた。このうち、1)から3)を合わせて「3R(スリーアール)」と呼ぶ。

リサイクルをはじめとする3Rを社会全体で進めていくことにより、資源やエネルギーを節約することができる。また、廃棄物の減量化や処理費の抑制、環境産業の発展などの効果も期待される。技術的には、紙や鉄くず、アルミニウム、ガラスびん、布、各種プラスチック、使用済み家電、建設廃棄物など、ほとんどの廃棄物をリサイクルすることが可能になりつつある。

一方で、リサイクルを推進していくためには、容器包装リサイクル法家電リサイクル法などの各種リサイクル法に基づく分別の徹底や、収集・回収ルートの整備などが欠かせない。また、リサイクル製品認定制度のように再生品を率先して利用するための制度や、廃棄された製品がリサイクルできるかどうかを表示するリサイクルマークのような仕組みも必要だ。

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