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「コンポスト」 とは

読み:
こんぽすと

 生ごみや下水汚泥、家畜糞尿などの有機性廃棄物からできた堆肥、又は堆肥化手法のこと。コンポストは、古くからあった廃棄物処理方法だ。農業系廃棄物や家畜糞尿などに空気を通して、微生物の力で発酵、分解して再び自然のサイクルに戻すことは、世界各地で行われていた。しかし、現在は、主に家庭ごみに多く含まれる生ごみや下水汚泥などの有機性廃棄物を高速で堆肥化する技術や、生成した堆肥、さらには周辺の技術やシステム全般をこう呼ぶことが多い。コンポストによりごみの減量化が進むことから、ごみ処理に悩む自治体では積極的に導入しているところも多く、コンポスト器具の購入補助金を出す自治体もある。形態や規模は、自治体や企業が設置する大がかりなコンポスト化プラントから、家庭用の小型生ごみ処理機まで、さまざまだ。食品産業から排出される食品廃棄物は年間約1100万t。食品廃棄物の抑制と食品資源の有効利用を目的に、2001年に施行された食品リサイクル法では、食品廃棄物を年間100t以上出す食品メーカー、流通業者、外食産業などに対し、2006年度までに食品廃棄物を20%以上削減したり、肥料や飼料として再生利用したりすることを義務づけた。しかし、とくに小売や外食など川下の食品関連事業者では、フランチャイズチェーンのように店舗が多くかつ少量排出のために処理コストがかかることや、性状や品質が均一でなく異物混入のリスクが高いことなどを理由として、取り組みが進んでいない。そのため、2007年には、食品関連事業者に対する指導監督の強化と取り組みの円滑化措置をはかる意味で、同法の改正が行われた。

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