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東北南部〜関東北部に「竜巻注意情報」発表 局地的に雨雲が発達 ゲリラ雷雨に注意

  • 2023年7月29日
  • tenki.jp

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きょう29日(土)も、気温の上がる午後は大気の状態が不安定。東北南部〜関東北部にかけて、局地的に雨雲が発達。今夜にかけて、ゲリラ雷雨に注意が必要です。

東北南部〜関東北部 竜巻などの突風・ゲリラ雷雨に注意

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きょう29日(土)も、気温が上がる午後は大気の状態が不安定。山沿いを中心に、局地的に雨雲が発達しています。

特に、東北南部〜関東北部にかけて、ゲリラ雷雨となっています。気象庁は14時前に、福島県会津・栃木県北部・群馬県北部・新潟県中越に、「竜巻注意情報」を発表しました。

一つ、一つの雨雲の寿命は1時間程度と短いですが、同じような場所で雨雲が発達する恐れがあります。

今夜にかけて、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。また、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため、外のレジャーは注意が必要です。

竜巻の発生しやすい気象状況

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竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」とコメントする場合も、竜巻が発生しやすくなります。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。

① 昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。

また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。

竜巻から身を守る行動とは(屋外)

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屋外にいる時に、竜巻が接近してきたら、なるべく頑丈な建物の中に避難してください。体を小さくするなど、できるだけ低い姿勢で頭と首を守りましょう。物置や車庫、プレハブの建物への避難は、建物自体が飛ばされてしまう可能性があるので、とても危険です。また、避難する建物へ向かう際は、強い風によって、屋根瓦などが飛んでくるおそれもありますので、十分注意してください。電柱や樹木など、突風にあおられて倒壊する可能性がありますので、近づかないようにしてください。

もし、どうしても避難できない場合は、無理をしないで、物陰や、水路などのくぼみに、身を伏せましょう。

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