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あす27日1都1道26府県に熱中症警戒アラート 北海道は今年初 外出は極力控えて

  • 2023年7月26日
  • tenki.jp

気象庁と環境省は、あす27日は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されるとして、1都1道26府県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。北海道に熱中症警戒アラートが発表されるのは、2021年8月7日以来2年ぶりです。外出は極力控えてください。

熱中症警戒アラート 北海道に今年初めて発表

気象庁と環境省は、あす27日は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されるとして、1都1道26府県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。北海道に熱中症警戒アラートが発表されるのは、2021年8月7日以来2年ぶりです。発表されている地域では、外出は極力控えてください。

あす27日の暑さに対して「熱中症警戒アラート」が発表されているのは、北海道(十勝地方)、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、新潟県、石川県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、和歌山県、島根県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)の1都1道26府県です。

北海道に熱中症警戒アラートが発表されるのは今年初めてで、昨年2022年の発表はなく、2021年8月7日以来2年ぶりです。

なお、熱中症警戒アラートの発表地域は、あす27日朝5時に追加されることがあります。

熱中症警戒アラートとは

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熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。(去年は、先行して関東甲信地方だけを対象に実施しましたが、今年は、全国を対象として実施しています。)

熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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