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むしろ逆効果だったー!油をこぼしても拭いちゃダメ!!ウソのようにキレイになるお掃除ワザって?

  • 2023年3月1日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。

料理中にうっかり床に油をドボッとこぼしてしまったこと、ありませんか?油の量が多いと、ふきんやティッシュで拭くだけでは十分に取れず、ヌルヌルが残ってしまうことも…。

今回は、ある食材を使って、こぼした油をきれいに掃除する方法をご紹介します!

実は逆効果!NGな掃除方法

お掃除ワザを紹介する前に、まずは、知らずにやっていたNGお掃除を見ていきましょう。

床にこぼれた油を掃除する方法で、ついやってしまいがちなNGな方法があります。良かれと思ってやっても、逆効果になってしまうので、注意しましょう!

①ウェットティッシュで拭く

水と油は「表面張力」が異なるため分離してしまう性質があります。水分を含んでいるウェットティッシュは、油を吸収しにくく、逆に床の油を広げてしまう可能性があります。

②最初から中性洗剤で油を落とす

フローリングの床に油をこぼした場合、いきなり食器用洗剤(中性洗剤)を使うのは実はNG!

フローリングのワックスを落としてしまう可能性があるからです。中性洗剤を使う場合は原液ではなく、水で薄めてから仕上げに使うようにしましょう。

③ふきんで油を吸う

ふきんで拭く場合はそのまま捨てる覚悟で!そろそろ処分しようと思っていたふきんならいいですが、まだ使い続けたいふきんであれば少しもったいないですよね。乾いたウエスなど使い捨てできるものを使いましょう。

床の油をきれいに掃除する方法

油をこぼしたときに役立ってくれる食材とは、小麦粉!小麦粉には「油を吸収する性質のあるグルテン」が含まれているので、こぼした油のお掃除に向いています。

古い小麦粉の再利用法にも!

最近の小麦粉の価格高騰で「お掃除に使うなんてもったいない…」という声が聞こえてきそうですが、開封した小麦粉は実は賞味期限が意外と短く、高温多湿のところで保管すると目に見えないコナダニが発生することも(怖ッ!)。

賞味期限切れの古い小麦粉の再利用法など、お掃除の知識として知っておくといざというときに便利です!

それでは、お掃除方法を見ていきましょう。

まず、こぼしてしまった油が見えなくなる程度に小麦粉を床にふりかけます。次に、ふりかけた小麦粉が油を吸収するまで、5分程度しばらく待ちます。

それから、パン生地をこねるように、小麦粉を手でまとめていきます。手が汚れるのが気になる人は、ビニール手袋をしてからするのもおすすめです。

小麦粉がまとまるか心配かもしれませんが、小麦粉のグルテンと油は結合する性質があるので、2、3分程度の短時間でまとめることができます。

小麦粉と油をまとめるとこんな感じに。小麦粉粘土のようにきれいにまとまってくれます!

フローリングの溝に残った小麦粉は、爪楊枝の頭(持ち手側)の方を使うと、簡単に削り落とすことができますよ♪

最後に、水で濡らして軽く絞った雑巾やキッチンペーパーで、床を水拭きして終わりです。

もし、まだ床が油っぽい場合は、食器洗いに使う「中性洗剤」を少量水に混ぜ、雑巾に含ませてから床を拭き、その後、水拭きをするとより油がきれいに落ちますよ♪

うっかり油を床にドボッとこぼしちゃったときは、慌てず騒がず小麦粉でお掃除。やってみてくださいね。

文・写真/Aiko

 

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