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第7回 「これからの日本のエネルギーの未来を語ろう」荻本 和彦 氏

  • 2012年1月17日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

取材日:2011年12月8日 

「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」。これは私たちの日常に密接に関係するとても重要な課題です。エコ×エネ・カフェはこのテーマについてゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合う場として2009年から始まったJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。3年目となる今年度のテーマは「これからの日本のエネルギーの未来を語ろう」。エネルギーと暮らしの関係について、様々な領域の専門家をお招きして多角的な視点から理解や考えを深めていきます。

エコ×エネ・カフェ会場より
エコ×エネ・カフェ会場より
エコ×エネ・カフェ会場より

エコ×エネ・カフェにはJ-POWERとつながりを持ったさまざまな人が集まります。環境に関心がある人、過去にエコ×エネ体験プロジェクトに参加したことのある人、企業でCSRや環境に関わる仕事をしている人、普段はエコのことはあまり考えていないけれど友だちに誘われてやってきた人など、性別や年齢、活動分野を超えたさまざま人たちが集まってあるテーマについての意見を交わし、つながりや絆を育てていくことを大切にしています。

続々と集まってきた参加者。仕事帰りに参加する社会人も多い
続々と集まってきた参加者。仕事帰りに参加する社会人も多い
続々と集まってきた参加者。仕事帰りに参加する社会人も多い

開場の時間が来て、少しずつ参加者が集まってきました。最初に到着したのは、エコ×エネ・カフェの常連でもある“もっちー”こと本橋孝昭さん。大学でも環境サークルを運営しているという本橋さんは、エコ×エネ・カフェに参加したことがきっかけでエネルギー関係の仕事に携わることを意識するようになったそうです。「一年前、エコ×エネ体験ツアーで奥只見の水力発電所を見学してきましたが、今年は磯子の火力発電所を見てきました。普段は発電所という大きな設備に入ることができないですし、ツアーは貴重な体験と思っています。震災があって、今は学生の間でも新エネルギーへの関心が高まっていることを感じています。まだまだ新しい領域ですし分からないこともありますが、そういう領域にこそチャレンジしてみたいという気持ちもありますね」。

一番乗りで到着した本橋さん
一番乗りで到着した本橋さん
サイエンスカクテル岩城さん
サイエンスカクテル岩城さん

大学生たちと会話を弾ませているのは、11月に磯子火力発電所で開催されたエコ×エネ体験ツアー@火力編を企画したサイエンスカクテルの岩城さん。「学生を対象に1泊2日のツアーを実施しました。プログラムの一部として、『エネルギー大臣になろう』というコンセプトで、参加者それぞれが一国の大臣になって自分の国の状況に合わせてエネルギー戦略を考えるというゲームを行ないました。参加した学生たちはいつもと違う視点でエネルギーを考えるきっかけになったと楽しんでくれました。今日のカフェでもどのような意見と出会えるか楽しみです」。

くつろいだ様子で開会時間を待つ参加者たち
くつろいだ様子で開会時間を待つ参加者たち
くつろいだ様子で開会時間を待つ参加者たち

今回のゲスト・荻本和彦さんは第6回目のエコ×エネ・カフェのゲストでもありました。前回は今話題の「スマートグリッド」を切り口にエネルギーの生産と消費の未来について話題提供をしてくださった荻本さん。東日本大震災以降、一般の人たちの間でもこれまで以上に電力への関心が高まる中、講演依頼も増えているようです。

震災を経て、多くの人たちが自分たちの暮らしとエネルギーの問題をより身近に考えるようになりました。今回はどんな対話が深められていくのでしょうか。いよいよ第7回目のエコ×エネ・カフェのスタートです。

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