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「シモキタ園藝部 ちゃや」で、緑豊かな原っぱを眺めながら天然ハーブとはちみつドリンクでほっとひと息

  • 2023年9月9日
  • ことりっぷ


下北沢駅からすぐの場所にある、緑がいっぱいのスペース「シモキタのはら広場」。下北線路街の開業に伴い2022年夏に一般開放され、地産ハーブや下北沢エリアで採取されたはちみつを使ったドリンクが味わえる「シモキタ園藝部 ちゃや」があります。下北沢ではちみつが採れるの?と思いつつ、その味わいを確かめに訪ねてみました。
下北沢駅南西口から徒歩3分。世田谷代田駅方面にまっすぐ進むと現れる緑豊かな広場。ここは小田急線の線路跡地を整備した下北線路街の最終開発エリア「NANSEI PLUS」の端に誕生した「シモキタのはら広場」です。2022年の夏に一般に開放されたスポットで、北沢・代沢・代田地域のまちの植物を守り育てていくことを目的として発足された「シモキタ園藝部」が管理を行っています。
2020年に発足した「シモキタ園藝部」は、世田谷区内の北沢・代沢・代田地域を主なフィールドとし、全長約1.7kmの下北線路街を中心に、人と緑が関わり合う街を作るため、緑の手入れなどの日々の植栽管理や園芸関連商品の販売、植栽案内などのイベントを行う一般社団法人です。
2022年4月には「シモキタのはら広場」の向かいにシモキタ園藝部の活動拠点がオープン。事務所である「こや」と、ワイルドティーと天然はちみつの専門店「ちゃや」が誕生しました。
「シモキタ園藝部 ちゃや」では、のはら広場内で園藝部が管理する畑から採れたハーブを使ったワイルドティーや、天然はちみつを使ったドリンクを販売していて、「こや」の中や建物の脇にあるベンチ、屋上のテラスなどで味わうことができます。ハーブの摘み取り体験もできる「フレッシュハーブティー」がオーダーできるということで、さっそくトライしてみました。
スタッフに付き添ってもらい、ハーブを採取。植えられているハーブや草花について、その香リや効能などを説明をしてもらいながら摘んでいきます。
味の好みや体調の悩みなども伝えると、それに合わせたおすすめのハーブを教えてもらうこともできます。この日はこんなに色鮮やかなハーブや花々を摘みました。
摘みたてのハーブはきれいに洗ってからお湯を注いで抽出します。フレンチプレスに入れるところもセルフで。少しハサミでカットしてから入れると香りや味が出やすくなります。一緒に渡される砂時計の砂が落ちきったら飲み頃です。
できあがったハーブティーは、爽やかな香りが広がり、ほっとできる味わい。ハーブだけで他には何も足していないシンプルな飲み物ですが、ほのかな甘さを感じることができ、飲み終わった後は心も体も温まって清々しい気分に。
暑い夏にはハニーシロップをベースにしたさっぱりとしたドリンクもおすすめ。はちみつに旬の果物やスパイスを漬け込んだハニーシロップを使ったドリンクで、水割り/お湯割(各700円)、炭酸割りが選べます。
一緒に味わいたいのがオートミールのクッキー。素朴な甘さの自家製のジャムやココナッツバター、旬のハーブが添えられています。ジャムは季節によって使う素材が変わるので、旬によって違った味が楽しめます。
「ちゃや」のドリンクには天然非加熱のはちみつが使用されていますが、一部メニューには地元・下北沢エリアで採取されたものが使われています。下北沢で採れたはちみつということで意外性もあり、地元の新しいおみやげとして注目を集めています。瓶入りを購入することもでき、サイズは小、大、特大の3種類。大と特大サイズは次回購入時に瓶を持参すると500円引で購入できます。
地元で採れたハーブを使ったアイテムも多数そろいます。月めぐりや季節にあわせたオリジナルブレンドのハーブティやバスソルト、アロマウォーターなど種類もさまざま。さらに、日によっては剪定作業で出た切り花の販売がある場合もあるので、こちらもお楽しみに。
ほかにもガーデニング体験や押し花体験、ハーブソルト作りなど、自然にまつわるさまざまワークショップを定期的に開催しています。「シモキタ園藝部」のサイトに詳細がアップされるので、こちらもチェックしてみてくださいね。

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