春日部の個人宅のバラ270種が見頃 咲き誇るバラに涙ぐむ来訪者も

  • 2025年5月8日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 春日部市藤塚の個人宅のバラ庭園が現在、見頃を迎えている。(春日部経済新聞)

 【写真】5月8日時点のオープンガーデン外観

 遠藤行雄さんと妻の美香さんが8年ほど前から自宅の庭を開放しているオープンガーデン。シーズン中は多くの来訪者がある。今年は270種300本以上のバラや、バラ以外の植物も多く植え、5月1日に一般開放を始めた。

 5月8日朝の時点でバラは七分咲き程度。美香さんは「開花は予想よりもかなり遅かった。朝晩の気温が低いことや雨でかなり寒かった日もあり、その影響かもしれない」と話す。

 栃木、神奈川など県外からの来訪もあるなど来訪者は年々増え、早朝から多くの人が訪れている。庭園内のイベントとして、近隣の店などがフード販売をすると、すぐに売り切れてしまうという。

 来訪者からは「ほかのバラ園にも行ったことがあるが、ここは一番好きな感じ」「本当に『すごい』しか言葉が出てこない」「バラの香りがすごい」などの感想が聞かれた。

 今年は、童話「白雪姫」の世界観を表現した城のアートをはじめ、新たなアート作品を3カ所に設置。来訪者からは「アートの世界観が統一されている」「バラの香りとアートが合う」などの反響があるという。

 美香さんは「オープンガーデンを見た感想を伝えてくれる際に涙ぐんでいる方や握手を求めてくれる方もいて、少し恥ずかしい気持ちもあるが、とてもうれしい。皆さまの応援に後押ししてもらっている。今年もやって良かったと思う」と話す。

 開放時間は6時30分~16時。5月18日までを予定。住所は非公開。

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