東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町)で5月9日、イベント「KIOI ROSE WEEK 2025」が始まる。(赤坂経済新聞)
「KIOI ROSE EXHIBITION」(過去開催の様子)
2017(平成29)年に始まり、今回で8目回となる同イベント。今年は「バラでつながる街、紀尾井町」をテーマに開催する。同施設内に立つ「赤坂プリンス クラシックハウス」を囲むように植えられた「KIOI ROSE GARDEN」では、約90品種600株のバラを見ることができる。
紀尾井テラス4階の「水の広場」では「KIOI ROSE EXHIBITION」を開催。「バラ」をテーマ2021年~2024年に展示した作品の中から特に人気のあった作品を展示する。会場の一角には、犬山紙子さんら4人の作家・エッセイストが同イベントのために書き下ろしたバラのエッセーを、デザイナーでアーティストの篠原ともえさんが朗読する音声データが聴ける「KIOI ROSE ESSAY」を設ける。スマートフォンでQRコードを読み取ると動き出すデジタルアートの仕掛けも用意する。
ほか、6日間限定でミニバラの鉢やバラのブーケなどを販売する「KIOI ROSE MARCHE」、5月25日にはアコーディオンとバイオリンによる「KIOI ROSE GARDEN ミニコンサート」も開催する。
紀尾井テラス2階の「紀尾井プラザ」ではワークショップを開催。5月25日は参加無料の「押し花ポストカードワークショップ」、同28日はバラなどを使ってアレンジメントを作る事前予約制の「KIOI FLOWER SALON by レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ」(6,600円)も行う。
館内の飲食店ではバラをイメージした期間限定のメニューを展開。「アンティキ・サポーリ」と「スーペルバッコ」は、ランチタイムに数量限定の「ミニローズパフェ」(300円)、「野田焼売(シュウマイ)店」は「ローズカクテル」(980円)、「ラ・プレシューズ」は「ローズショコラブラン」(745円~)を、それぞれ用意する。
西武不動産プロパティマネジメント賃貸事業部矢田文さんは「五感で楽しむバラの催し。『KIOI ROSE GAEDEN』のバラは年々育って立派な株になった。今年も例年通り5月中旬に見頃を迎える。クラシックハウスの洋館と調和したロマンチックな景色を楽しめると思うので、バラの写真を撮りに来館してほしい」と話す。
5月31日まで。