パフェと酒の店「パフェバル トラポ」(熱海市渚町)が4月27日、親水公園近くにオープンした。(熱海経済新聞)
カウンター5席を設けた店内(関連画像4枚)
店舗面積は約7平方メートル。席数は5席。居酒屋だった店舗を改装した。大学の同級生だった水頭直哉さんと中島幸司さんが共同で経営する。
水頭さんは都内で飲食店2店舗を経営。東京と熱海での2拠点生活をしていた中島さんが昨年8月、本格的に熱海に移住したことをきっかけに、熱海での出店を決めたという。中島さんは「大学時代からいつか一緒に飲食店をやりたいと話していた。ようやくお互いの仕事が安定してきたので、移住のタイミングで夢を実現した」と振り返る。
海の近くで店を出したいという水頭さんの思いで、熱海サンビーチや親水公園の目の前に店を構える。メニューのパフェは、静岡県産のイチゴやミカンを使う。注文を受けてから客の目の前でフルーツやケーキ生地などを盛り付けて提供。酒好きの客にはアルコールをかけて食べてもらう。ドリンクメニューには、県内で製造するジンやウイスキーなどもそろえる。今後、抹茶など地元の特産品を使ったメニューも増やす予定という。
中島さんは「店名のトラポは、中継点を意味するトランジットポイントの略。熱海には魅力的な店がたくさんあり、それらを知ってもらう案内所のような役割を担いたい」と話す。中島さんの本業での経験を生かし、ウェブ上でお薦めの店を紹介するサービスも準備する。「新たなつながりを生み、街の活性化に貢献したい」とも。
金曜~日曜のみ営業。営業時間は11時~15時、17時~22時。