明日2月28日CP+2019に出演します。13:20-13:50サンディスク、14時30分からオリンパスブースです。皆様のお越しをお待ちしております
現在更新中の小諸日記は昔の日本のカメラの連載です。
コニカオートレックスは日本初のAE一眼レフである。コニカのホームページには「1965年12月世界初の35mmAE一眼レフ、オートレックス発売」とある。けれどこれは間違えで、世界初のAE一眼レフは1964年発売のソビエト製キエフ10型である。1965年3月には宇宙船ソユーズに搭載されたカメラである。
コニカオートレックスの特徴は何と言ってもフルハーフ切り替え式のカメラであることだ。フイルム代が高かったから(当時は35mmカラーポジは36枚撮りで現像料金まで入れると2000円弱、ちなみに高卒で二十歳ぐらいの人の給料は1万2000円ぐらいだと思う)この発想はよい。
当時の広告には「技術研究用の記録あるいは複写カメラ用として用いる場合なども枚数が多く撮れ非常に便利です」とある。当時は一眼レフは科学カメラとして重宝されていた。そして、ハーフサイズであることで、顕微鏡撮影などではケラレのない画面を容易にとることもできたのだと思う。ストロボも1/125秒で同調する。これは当時としては画期的なことだ。定価はF1.8標準付きで42500円であったそうだ。そしてまた標準レンズが良く写るのである。なおアメリカ市場向けはコニカオートレフレックスと表記される。このカメラで撮った写真はこちら
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