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海野和男のデジタル昆虫記

変わった色のコノハムシの幼虫 Phyllium bioculatum

変わった色のコノハムシの幼虫 Phyllium bioculatum
2017年04月15日

今日は大阪本町のオリンパスギャラリーで写真展「蝶・舞う」のギャラリートーク。14時から行うので関西方面の方は是非参加して頂ければと思います。海野は今日までしかギャラリーにいないので,どうぞよろしくお願い致します
 この写真はワイルドライフの中に登場した個体と同じものである(再放送は17日月曜朝8時)。
 背中側が黄色みを帯びた茶色で、お腹側はくすんだ緑色だ。食べていたのは野生のマンゴーの仲間らしい。ちなみにマンゴーの原産地はインドから東南アジアと推定され、ビオクラツムコノハムシの分布とも一致している。
 コノハムシの食草はある程度決まっているが、1種というわけではない。特にこのビオクラツムコノハムシは結構様々な植物を食べるらしい。色は食べる食草の色に左右されるという話がある。これが事実なら、擬態昆虫にとっては最高のワザになると思う。ともあれ、こんな色のコノハムシはあまりいない。でも写真を探してみると30年近く前に撮った写真に,このコノハムシにそっくりな色のものあった。
 これは脱皮か羽化を撮りたかったのだけれど、結局はかなわなかった。

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