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海野和男のデジタル昆虫記

今年使ったカメラたち アクションカム

今年使ったカメラたち アクションカム
2015年12月23日

 今年はじめてアクションカムを使った。FDR-X1000とEX-FR100だ。FDR-X1000の決め手は240fpsのHD動画。ところが購入してみると最短撮影距離は50cm。固定焦点だ。魚眼のようなレンズだから、そうはいっても20cmぐらいまでは寄れるかなと思っていたのは甘かった。レンズがどうも特殊なようで、レンズを前に出す改造をして使えるようにしたが、パンフォーカスにはならない。まあ、ボケ味が悪くないのでよいかなとは思う。
 昔まじめにビデオを撮っていた時に、指カメのたぐいをいくつも使った。やはり近寄って超広角で小さいものを写せば迫力満点、というか、虫の世界に紛れ込んだような映像が撮りたいのだ。それには若干不満があるが、画質は文句ない。こんなカメラがもっと若い頃にあったらどんなに楽しかっただろうかと思う。
 カシオからつい先頃発売されたEX-FR100もアクションカムの一種だ。広角は16mm相当だが、防水で、すごく丈夫だ。ほり投げても壊れなかったそうだ。カメラとコントロール部が分離できるので使い道はいろいろだ。釣りやカヌーなどアウトドアに特化したカメラになっている。1/2.3型CMOSで画質はとてもよい。AFは10cm〜∞、マクロモードでは3cm〜10cmだから、小さいものを撮るにはFDR-X1000よりすぐれている。4Kは撮れない。高速動画は240fpsで撮り続けられる。ただしVGAをワイドにしたぐらいのサイズである。
EX-FR100でネコを撮ってみた。椅子の下に座っているキジネコは事務所のキジ、白いのは家のバニラだ。ネコが近づきすぎるとピントがあわない。マクロモードで撮ったら面白いかもしれないが、暗くてぶれてしまった。また白ネコだと、シャッターを切った時に光る赤ランプが写り込んでしまう。これは何とかならないものかと思った。

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