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海野和男のデジタル昆虫記

今年使ったカメラたち GX8のフォーカスセレクト

今年使ったカメラたち GX8のフォーカスセレクト
2015年12月20日

オリンパスは11月末、EM-1のファームウエアーを大幅にバージョンアップして、電子シャッター、深度合成、フォーカスブラケットなど多彩な機能を追加したが、時を同じくして、LumixはG7、GX8、FZ300に「フォーカスセレクト」機能を入れた。
「フォーカスセレクト」はカメラが自動的にピント位置を変えた写真を撮り、後から、任意の場所にピントを合わせることができる。オリンパスのフォーカスブラケット機能に似ているが、4Kビデオを使用した機能で、ピントをズラしたビデオを撮る。あとから好みのピント位置の写真を4Kフォトで保存できる。画素数は800万画素。面白い機能だが、フォーカスブラケットと比べれば遊び的な要素が多い。
驚いたのは画面内をくまなくスキャンするようにピントを合わせていくことだ。パナソニックのAFは現状、恐らく世界最強であるが、マクロ撮影で完全にぼけて見える、遠くのものまでピントを合わせに行くことだ。これを深度合成に使えば、ラフにシャッターを押すだけでだれでもがすごい写真が撮れてしまうことになる妥当。
まずは手前からあわせていくようで、このAFとオリンパスのフォーカスブラケットが組み合わされれば、すごいものができる。
またGX8は4Kプリ連写に対応している。これはnikon1V3やカシオに搭載されているパスト連写に似た機能で、4Kフォトを利用する。シャッターを押す前1秒と、押した後の1秒が60枚の写真として記録される。チョウの飛ぶ瞬間などを手軽に写すことができる機能だ。シャッター歪みはまだ使う機会が無く、わからない。

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