動画機能が当たり前になって、動画と写真の融合が進んだ。しかも4Kを各社が競った結果、副産物としてのハイスピード動画や、FHDでの120FPSでの高精細動画が撮れるカメラが次々と出たのだ。4Kを撮影するにはバッファーや画像処理エンジンの性能を上げる必要があるから、それを使った機能である。
ハイスピード動画は民生機ではカシオに以前からあったが、これはVGA程度のもので物足りなかった。それがソニーのRX10ⅡにHDで搭載されたのだ。960コマまで撮れるが、これは画質に問題がある。480FPS ならHD画質程度で撮影ができる。撮影可能時間は数秒と短いが、ぼくの使っていた300万近くもする産業用機材の代わりになり得るカメラだ。つい2〜3年前にソニーの業務用機に搭載されたものとどっこいの性能。価格は1/5だ。しかも電子シャッターの歪み、ローリング現象が飛躍的に改善されていたのだからびっくりした。
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