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海野和男のデジタル昆虫記

キイロスズメバチを深度合成で

キイロスズメバチを深度合成で
2014年05月14日

 キイロスズメバチを深度合成で撮影。素材は今日発表されたTG-3というカメラだ。このカメラには前機種のスーパーマクロが進化した顕微鏡モードがある。顕微鏡マークは今まで同様のスーパーマクロ、テントウムシマークはカメラが10枚ぐらい撮って、深度合成をしてくれるモード。特筆するべきはフォーカスブラケットモード。10、20,30枚のいずれかに設定。フォーカスの間隔を狭く、標準、広くとある。基本20枚、標準で撮ればよいのではないかと思う。それをphotoshopか深度合成ソフトで合成する。比較的新しいフォトショップには自動で深度合成してくれるモードもあり、フォトショップを持っている人は合成ソフトを購入しなくても、結果はあまり違わないようだ。
 実はこの深度合成モード1年前から、技術者と何回も話し合いを持ち、意見交換しながら完成したものだ。フォーカスブラケットについては、まさかここまでのものを載せてくれるとは思っていなかったので、非常に嬉しい。ライティングの問題など、まだ解決しなければならないことはあるだろうが、手軽に深度合成ができるとは夢のようなことである。この技術が60mmマクロで使えるようになれば、深度合成写真は一変するのではないかと思う。
 「海野和男の昆虫撮影テクニック」増補改訂版にはTG-3で撮影した素材を、フォトショップで深度合成するやり方をやさしく書いた見開きもある。ぼく自身、今までフォトショップで深度合成のやり方がわからなかったので、かなりわかりやすく書けたと思う。くわしくは9日の日記で、本の紹介を見て頂けたらと思う。
 フォトパスのページにタイ旅行記を書いた。

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