NHKの俳句の番組の録画があった。その時の題が冬の蜂だった。ぼくはゲストで出演。11月17日朝6時半と20日15時からEテレで放映される。
俳句での冬は立冬、11月8日(今年は11月7日)からだから、今日はもう冬ということになる。
立冬以降に見かけるハチは死にかけたアシナガバチが多いのだろう。アシナガバチと思われるハチを詠んだ句が多い。死んでしまう働きバチやオスバチがよろよろと歩いていたりするから、目につきやすいのだろう。中には越冬する女王が越冬場所を探して歩いているものも含まれているだろうが、それは一般の方にはわからないことだ。
アシナガバチ以外によく目につくのはツチバチの仲間だ。ちょうど今頃、ツワブキ、もう少し季節が進むとヤツデの花によくやってくる。ツチバチは群で暮らさないハチで、コガネムシの幼虫に卵を産むものが多い。成虫越冬なので、今の季節にもよく見かける。写真はヒメハラナガツチバチ. もうそろそろツワブキの花も終わるが、先日ツチバチ類が多かった。これは小型のヒメハラナガツチバチ。ツチバチ類の中ではなかなかダンディーな姿だと思う。
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