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海野和男のデジタル昆虫記

コンデジと一眼レフで風景を

コンデジと一眼レフで風景を
2013年11月07日


 風景写真と言えば一眼レフで撮るものと決めてかかってはいないだろうか。実際ぼくも風景は一眼レフで撮る。
けれど手前のススキが綺麗で、後ろの浅間山も入れて撮りたいと思った時に、DXフォーマットのD7100に70-200を付け、F8で撮ったのが上の写真。浅間山はぼけている。これはこれでよいのだが、もっとくっきりと写したいとF22まで絞り込んでも、山まではピントが来ないで、かえって中途半端に汚くなった。コンデジで撮ったら絞りがほぼ開放でも完全にピントが合う。
 どちらがよいかは個人の好みだが、どのように表現するかを考えてカメラのフォーマットも考えても良い。
 明日7日から小川町のオリンパスギャラリーで高嶋 清明 写真展「昆虫空間」がはじまる。ぼくのところで長く助手をつとめてくれた高嶋君の初の個展である。深度合成による超アップと飛んでいる昆虫の撮影にはまっているという。彼は文科系の出身だが、ぼくよりも科学的なところに興味があるようだ。超アップでも、ぼくは虫が大きかったらという視点だが、彼は構造の仕組みに興味を持つのである。そんな写真が60枚以上も展示されるらしい。昆虫写真に興味のあるなしにかかわらず是非ご覧頂きたいと思う。

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