マイクロフォーサーズ用にオリンパスから新しく発売されるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの特質すべき点は,全焦点距離で最短が20cmという点にある。ボケ味も大変良いと思う。ただレンズ先端から被写体までは10cm以下だ。それでフードは使わなかったが、フレアーなどもほとんどでない。フォーサーズ用の12-60と比べても画質はよいようだ。
防塵防滴、フォーカスリングを手前に引くとMFとになる。距離目盛りもあり、オリンパスの他のレンズに比べMFの操作性は大変良い。60mmマクロレンズもこれくらいスムーズなMFができればよいと思う。
写真はアオスジアゲハの吸水を最短撮影距離で広角12mmと,望遠40mmで撮影したものだ。チョウなら、マクロレンズ的に使えるレンズだ。どんなレンズもこれくらいの拡大率で撮れるとよいなと思った。開放で使ってもとてもシャープなレンズである。
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