昨日はフィールドガイド 身近な昆虫識別図鑑の校正を終え、白馬へ出かけた。目的はギフチョウの高速度ビデオ撮影だ。
ヒメギフチョウの写真を撮っていたら、それは、ギフですかヒメギフですかと聞かれた。ギフチョウとヒメギフチョウの区別はチョウの専門家には簡単なのだが、最近チョウの写真を撮りはじめた人には難しいらしい。ところで近日発売の身近な昆虫識別図鑑は身近という題だが、チョウに関しては200種近く載っているから、チョウの写真が好きな人には使えると思う。同じ出版社にフィールドガイド 日本のチョウというとても良い本があるから、そんなに載せる必要があるかなと思ったが、やはり、チョウからはじめようという人もいるだろうし、ぼくがチョウが好きだから結局増えてしまった。同じページに似たチョウをたくさん載せたので、案外チョウを知らない人には使いやすいかもしれない。
目の前のギフチョウが突然飛び方を変えて1ｍばかり先に飛び降りた。実は高速度ビデオの撮影中だったのだが、慌てたせいか，電源が落ちてしまった。やむなく、ポケットからリコーのＧＲを取り出してともかくシャッターを押した。交尾と思ったのだが，飛びついた先にいたのは羽化して翅が伸びたばかりのオスだった。 GRではじめてチョウを撮ったが，このくらいの大きさの被写体ならまずまず撮れる。
高速度カメラは，その後調子が悪く、D800を取り出して、羽化したてのこのオスを撮った。ポートレートは高画素機がよい。なお下がD800に70-200F4で撮影した画像。
秒700コマで撮影したギフチョウの高速度飛翔動画をアップしました。
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