スジボソヤマキチョウは越冬後はぼろぼろになり、もうそろそろ卵を産み終えるころだ。ところがヤマキチョウは今頃から行動を開始する。スジボソヤマキチョウと比べると、越冬後も傷みは少ない。
先日から小諸周辺を走り回り探していた。昨日は佐久でオスを1匹だけ見た。11時から12時までの1時間、このチョウを追った。谷田に平行に走る道路脇を飛んでいるのを発見、かなりのスピードだ。車で追跡したら、そのまま1.5kmも飛んでいった。途中にタンポポがたくさん咲いた休耕地があり、そこで一瞬舞い降り1周するとまた上流へ。途中で引き返し又もと来た道に沿って下りだしたのでUターンして追いかける。そしてタンポポで一瞬吸蜜。これをなんと2回も繰り返した。飛んだ距離は合計直線にして6km、この間2度だけ吸蜜。遠くからしか撮れず大幅にトリミングした。
メスを探しているのだが、出会えるのだろうか?ヤマキチョウのオスに春に出会う時は、いつも猛スピードで飛んでいる。今回のように追いかけられることは希だ。1時間視界から消えないというのもすごい
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最新動画は白馬で秒700コマで撮影したギフチョウの高速度飛翔動画
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