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海野和男のデジタル昆虫記

RICOH GRを試す

RICOH GRを試す
2013年05月04日

 5月末発売予定のRICOH GRが一足先に届いたので、早速使って見た。GRデジタルの初期の頃にいろいろとアドバイスなどをしたご縁で,仕事をしているわけではないがカメラを送って下さったのだろう。リコーのカメラ部門がペンタックスと一緒になり、GRなど特徴のあるカメラがどうなるか心配だったが、まずはリリースされたことはよかったと思う。
 GRデジタルはすでに第4世代で、これが5機種目になるが,今回はRICOH GRの名前で発売された。RICOH GRはフイルムカメラ時代に発売されたRICOH GR1(左上)を彷彿させる。GR1は1996年10月の発売で薄くて小型。高性能28mmレンズ搭載の機種。ぼくはJPSのフイリピン撮影行で、このカメラを見せられ,日本に戻って,すぐにヨドバシで購入した。昆虫を撮ろうというのではなくて、風景や人を撮るのに使おうと思った。ぼくの一眼レフの標準レンズは当時は,魚眼とマクロであったから、2台のカメラにそれぞれのレンズを付けていた。28mmレンズはいつも持っていたが,レンズ交換している時に虫が現れたら困るから,めったに使わなかった。それでGR1ならいつでもポケットから出せるではないかと思ったのだ。実際その時に某カメラマンのポケットからこれが出て驚いたのだ。重さは何と175g。
 今回のGRは215gだから、ほんの少し重いが大きさは同じぐらい。ちなみに 小さな撮像素子のGR DIGITAL IVは190gだ。今回のGRはAPSサイズのデジタルカメラだから、これはとても軽いことになる。横幅が少し伸びたが,高さはほとんど同じ。フイルムカメラのGR1とはほとんど同じ大きさ。これはきっと意図したものだろう。
 新しくAVTVモードが搭載。これは裏をかかれた感じだ。つまり被写界深度をある程度保って、速いシャッターを切りたい時に有効。恐らくISO感度が勝手に上がったり下がったりするのだろう。ただし、昼間に絞りをあけてスローシャッターなんてことはできないだろう。これは使えそうだ。
 さて肝心のマクロ機能だが、GR DIGITALで好評だった1cmマクロはなくなった。最もあっても、APSではぼけすぎて使えないかもしれない。マクロ時の最短は10cm。5cmぐらいまでは欲しかったなと思う。このカメラでマクロ撮影はボケを活かした表現ということになる。開放かF4ぐらいで使いたい。広角はぼけにくいが,マクロ域では相当ぼける。(写真はF4)
 大きめのチョウなら10cmマクロでも十分使える。何しろフイルム時代のGR1はコンパクトフイルムカメラとしてはすごく寄れた。といっても35cmだったのだ。新しいGRは昆虫撮影カメラではなくなったが、小型軽量のカメラとして,ポケットに入れておくのもよいかなと思う。飛んでいるミツバチを最短撮影距離で撮影した写真はこちら
 近日発売、フィールドガイド 身近な昆虫識別図鑑内容の紹介はこちらを参照
 RICOH GR はアマゾンでは89820円で予約可能のようだ
ミツバチの飛翔を秒700コマで撮影した動画をアップしました。

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