ニコンのコンデジCoolpix S9500を使って見た。S9500はアマゾンでは3万円弱で売られている。では3万円弱で売られている。このクラスのコンデジでニコンの上位機種だ。1800万画素もある。マクロ撮影はマクロモードに入れるか,SCENEからマクロを選ぶ。SCENEからマクロを選ぶとズームがレンズ前1cmまでいく位置までズームされる。つまり、このカメラは1cmマクロを使うには、このズーム位置のみでしか使えない。セレクターからマクロを選んだ場合も,1cmマクロにするには印がある位置までズームして使うことになる。
マクロモードでのピントは非情に速い。さくさく撮れるのでびっくりした。けれど、このモードでは一眼レフのマクロレンズで撮ったような写真しか撮れない。ぼくの場合コンデジは広角マクロと決めていたから,いささか困った。そこで、最広角で何処まで近づけるか試してみた。右下のベニシジミが飛んだところをとらえたのが,大体最短撮影距離に近い。レンズ前10cmぐらいだから物足りない。(後の写真は1cmマクロが効くズーム位置で撮影。最後のヒメツチハンミョウを除き,最短1cmでの撮影)。ヒメツチハンミョウ、今まで見た個体で一番小さかったので指を入れて撮って見た。
最近のコンパクトデジカメはこのような機種が多い。ということはコンデジでも背景がぼけたマクロを撮る方向にカメラが進化(退化)しているのだ。ペット顔認識など、一般撮影のアイテムはてんこ盛りだ。一眼レフを持たずにコンデジだけで虫のポートレートを撮れればよい人には便利かもしれない。
近日発売、フィールドガイド 身近な昆虫識別図鑑内容の紹介はこちらを参照して頂きたい。
ミツバチの飛翔を秒700コマで撮影した動画をアップしました。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.