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海野和男のデジタル昆虫記

Lumix G X Vario PZ 14-42mmでアカエリトリバネアゲハ

Lumix G X Vario PZ 14-42mmでアカエリトリバネアゲハ
2012年11月25日

 12月にパナソニックから発売予定のGH3はOM-D同様の防塵防滴のカメラだ。いろいろなレンズを使ったが、今年発売されたLumix G X Vario PZ 14-42mmもなかなか操作性の良いレンズだ。フォーカスとズームが電動だが,これが実に良くできていてビデオでは勿論、写真でも使いやすい。
 レンズはまるでパンケーキのように薄くなる沈胴式だ。明るさはF3.5〜F5.6だが、画質、ボケ味共に古い14〜15とは比較にならないぐらい良くなっていた。残念ながら防塵防滴ではないが、温泉が湧き出る過酷な条件の砂地の上に置いてアカエリトリバネアゲハを撮影したが、特にトラブルはなかった。このレンズにワンタッチで付けられるフィッシュアイコンバージョンレンズ、DMW-GFC1というのがある。これを付けるとワイド側で約120度のセミ魚眼となる。さらにズームも効き、これが又使いやすいし画質も良い。そのビデオから切り出したのがこの静止画だ。動画は動画一覧から。
 youtubeにぼくがこのレンズで撮影中の様子が公開されていた
 写真はビデオからの切り出し。GH3は60Pと言って、秒60コマを撮影するので動きもなめらかだし,このように動画から静止画を切り出した時も有利である。さらに動画画質はかなりのもので,無圧縮モードまであるから、動画撮影ファンには答えられない。操作性は大型の業務用ビデオには届かないものの,画質など、放送用のカメラよりも優れている面も多い。現状、ビデオカメラとして最も使いやすいミラーレスと思った。

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