今年はD800が春に登場して以来、APSCの一眼レフはついに使うことはなかった。それはD800があまりにもよくできたカメラだったからである。
けれど、今年はマイクロフォーサーズとニコン1もよく使った。フルサイズと比べれば,機材の重さは1/3以下になる。そして、マイクロフォーサーズのマクロレンズはフルサイズ換算で2倍まで撮れる。ニコン1に85mmマイクロなら2.7倍相当と恐ろしいぐらいの倍率だ。マクロでアップの撮影ならマイクロフォーサーズやニコン1の方が有利なのだ。
ただ、ストロボを使った撮影が少なくなった。高感度が強くなったのも一因だが、それだけではない。ニコンの一眼レフ用のストロボシステムは極めて良くできていて、調光も安定している。それに引き替え、ニコン1では外部ストロボをコマンダーモードで発光させられない、マイクロフォーサーズではTTL調光がやや不安定という理由だ。ストロボに関してはニコンやキャノンの一眼レフ用のものがよく考えられていると思う。マイクロフォーサーズにニコンのマクロストロボやSB910のような安定したストロボがあればよいなと思うし、ニコン1は一眼レフ用のストロボが使用できるようになることが期待される。
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写真はGH3のプロトタイプ機に45mmマクロで撮ったハナダカトンボ(マレーシア)。
オリンパスギャラリー大阪での写真展は土曜日は開催。
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