ニコン1用の新型レンズ、1 NIKKOR 18.5mm f/1.8が発売された。フルサイズ換算では50mmf/1.8ということになる。DXフォーマットの35mm f/1.8と同じ画角でもある。35mm f/1.8はボケ味も良いと言うことで,若い人に人気のようだ。最近出会う一眼レフを持った若い女性はたいてい、35mm f/1.8を付けている。ニコン1に同じ画角のレンズが出たわけだ。
ただ、ボケは,あくまで18.5mmのボケであるから(焦点距離が短いほどぼけない)、人などを撮ると,それほど背景がぼけるわけではない。けれどこのレンズはかなりの接写ができる。撮像面から20cmまで近づけ、フルサイズ換算で0.32倍まで撮れる。だいたい横10cmぐらいの大きさのものが画面いっぱいに写る。そこまで近づくとボケも綺麗だ。
花やチョウを撮る場合は,絞り開放でボケを活かした写真を撮るのに使うのが良さそうだ。写真はツマグロヒョウモンを18.5mm f/1.8絞り開放で撮影。
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