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海野和男のデジタル昆虫記

カレハバッタのアナグリフ3D写真

カレハバッタのアナグリフ3D写真
2012年09月14日


 3D写真を表示する場合、ぼくは今までは長く平行法という方法を使ってきた。しかし平行法では小さな写真しか見られない。やはり写真は大きくしてこそ3Dの効果がある。
3Dモニターに表示して偏光対応のモニターなら偏光グラスで、シャッター式対応ならシャッター付きメガネでみるのが一番良いが、普通のモニターでは見られない。偏光式なら印刷物でもできないことはないだろうがこれは高価すぎる。
 アナグリフ式と言って左が赤、右が青のセロファンなどを貼ったメガネで見る方式がある。ぼくの子どもの頃からある古典的方法だ。裸眼で見ると美しくないという難点があるが、一番安価にできる方法だ。
 アナグリフ3Dは左右をずらして撮影した2枚の画像から作る。最近は擬似的に3Dを作る方法も多く使われている。2Dからの変換画像これだと、自然な奥行きはあまり感じられず。レーやーを3枚作れば3段階に画像が分かれて見える。ただソフトで奥行きなども調整してプロ的な人がが作ればかなり自然に見えるようになってきた。
 ぼくの場合は基本、2台のカメラ、もしくは2個のレンズで撮影した写真から3Dを作る。昆虫の場合2台のカメラを並べてとれば、ステレオベースと言うレンズの間隔が長すぎてうまくいかないから、2個のレンズのついた3Dレンズを使う。
 これからも時々アナグリフ3D写真を載せるつもりなので、是非紙製のものでもよいので自作するか」面倒くさければアマゾンで売っているボール紙製の3Dメガネ 5個セットなどを購入されるとよいと思う。動画もその内、公開したい。

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