東京ではハナスオウの花が満開だ。
ハナスオウに様々な虫がたくさん来ていた。ハナスオウは蕾の時に良く写真を撮っていたが、花が完全に開いてからは、あまり観察していなかったのだ。ハチの仲間が多いが、ナミアゲハの春型も来ていたのでD800で撮影した。下は上の写真の一部を拡大したもの。
雨が降ると、葉が一気に伸びる。遅れていた春だが、駆け足で進んでいく。そんな季節が昨日の東京だった。
例年の小諸だと、5月の5日頃から春が一気に進むが、今年はどうだろうか。
今の季節の駆け足でやってくる春から初夏への変化は、東京でも実感ができるのだが、ぼくがそれをはじめて感じたのは山梨県の長坂の深沢温泉に入り浸っていた30代のころだった。それを林と虫たちの一年という本にまとめたのは30年以上前のことだ。この本はなんと現役で、今でも手に入る。
それと少し似ているけれど、昆虫に限らず植物なども入れた春をさがそう( 海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ)が今日発売になるようだ。この本は小学生向きであるが、当初考えたよりずいぶん高くなったので、図書館などに注文して頂ければと思う。
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