ホタルの木の下で
今日発売の週刊文春1月27日号のグラビアにホタルの木が4ページ登場する。舞台はフィリピンのシキホール島。
ホタルの木は今までにも何度も取材しているが、今回が一番良い写真が撮れたと思う。長年の経験の結果でもあるが、カメラの進歩に助けられた面も大きかった。D700とD7000に24mmF1.4の組み合わせは、新月に近い星空の下で、ホタルを見事に映し出してくれた。是非見て頂きたいと思う。
今日から数日間もシキホール島で撮影した写真のうち、気に入っているものを連載したい。ホタルの写真も明日以降に登場するけれど。今回は文春で採用されたものは雑誌で見て頂こうと思うので、小諸日記には別カットの写真を載せていくつもりだ。
今日の写真は、ホタルの木の下にあった小さな家の母子。パラワン島出身だそうで、家には電気もない。電気がないから、家の横の木に光を嫌うホタルが住み着いているわけだ。フイリピンは教育熱心な国。お母さんが、子供に英語を教えている声を聞きながら、ホタルの木を撮影していた。
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