昨日は62才、最後の日。午前中時間があったので、浦和の秋ヶ瀬公園に行ってみた。ここ30年ほど訪れたことがなく、ずいぶん整備された公園になったことに驚かされた。公園は自然をかなり残す方向で作られているようで、ハンノキ林も健在だ。
昔はこの地域を田島ヶ原と呼んでいた。ぼくが学生時代のことだから40年以上前のことだけれど、ここへマイマイカブリを捕まえにきたことがあった。ミドリシジミは当時から多かったが、今はいる場所が限られるものの、その場所ではかってよりも個体数は多いように感じた。
オスの美しい翅表を撮ろうと、ぼくとしては珍しく早起きして6時に公園に着いた。ちょっと早すぎたようで、何匹かみかけたミドリシジミは近づくだけで飛んで木の上に行ってしまう。しかも翅を開かない。そこで1枚だけパスト連写で撮影。新鮮なオスだった。7時頃になると人が大勢集まりはじめた。するとミドリシジミが木から下りてきて下草にとまる。メスが多く、オスはかなり飛び古したものが大半、早朝に見かけたような新鮮な個体には出会えなかったが、こんな身近で美しいミドリシジミが見られること、またその撮影を目的に多くの人が集まっていることが嬉しかった。
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