ルリタテハKaniska canaceは日本でもおなじみのチョウだ。ルリタテハは東アジア、南アジアに分布が広い。熱帯では比較的標高の高い地域に多く、例えばマレーシアでは標高1500m以上の地域で見られる。ベトナムで出会ったのも標高1000mを越える場所だった。
ルリタテハは日本では成虫で越冬をする。2002年から2003年の冬にルリタテハの越冬を継続撮影した 。ベトナムなどの熱帯地域では越冬は不要なわけだが、成虫の耐寒性はどうなっているのだろうか。このチョウを例えば低温においた場合、何ヶ月も耐えるのだろうか?日本の秋のような日長と温度で幼虫を管理飼育したら、越冬することができる個体が誕生するのだろうか?日本と熱帯での共通種でこのような実験を行うのも意味があることだろう。
D300S 70-300
2月20日(土)小諸市民会館2階で13時30分より講演「写真をとおして考える自然の仕組み・地球温暖化のこと」
小諸市生活環境課0267−22−1700(内線218)
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