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海野和男のデジタル昆虫記

ジンメンカメムシ

ジンメンカメムシ
2009年12月25日




 ベトナム初日、今回は昨年もベトナムに来たというアマチュア昆虫写真家も方々と一緒で、5名のグループ旅行。そこで、行く場所はお任せなのだが、昨日はとてもよい場所に連れて行っていただいた。ジンメンカメムシを見つけたのだが残念なことに、飛んでしまった。あきらめきれなくて午後に行ってみた。成虫は見つからなかったけれど幼虫が2匹いた。ジンメンカメムシは野生のサンタンカの実の汁を吸って育つから、サンタンカが目印となる。
 実は、野生の幼虫を見つけたのは初めて。ジンメンカメムシは成虫はあまり臭わないが、幼虫は背中の臭腺からかなり臭い匂いを出す。触ったら手がその匂いの元の液体で黄色くなってしまった。

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