マダガスカルの原猿類で最も普通なのがこのブラウンレムール。今回、最も長く滞在した東海岸のとある宿で飼われていたもの。この宿には2匹のブラウンレムールがいたが、1匹は籠の中にいれられていていることが多かった。もう一匹は半野生で、昼間は敷地内の森の中や庭で見かけるが、夕食の時になると食堂に現れる。
このブラウンレムールはオレンジが大好物のようで、デザートに出るオレンジほしさにテーブルの上まで上がってくる。こうして手でもって食べる姿を見ると確かにサルなのだが、立ち居振る舞いはどちらかというと猫に似ているように思った。普段は近づくと逃げるのに、餌があるとまとわりついてくるのである。GX200
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