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海野和男のデジタル昆虫記

ハチに似る(連載擬態25)

ハチに似る(連載擬態25)
2008年10月04日

 ハチは黄色と黒の縞模様のものがたくさんいる。南米のトラフヤママユの仲間は、捕まえようとすると、腹部を曲げ、翅をたたむ。すると腹部の節がのびて、黄色い部分が強調される。腹部は黄色と黒の縞模様を持つハチのように見える。大型のガなのでぼくでもちょっと気持ちが悪く思える、不気味な模様だ。これは形が似ていなくても、体の一部をハチに似せる擬態だ。
 ハチにもいろいろなものがいる。クマバチは恐ろしいハチではないが、空中で静止飛行をしているのを見ると、たいていの人は怖がってしまう。そのクマバチに似たガがタイなどでは見られる。写真はクマバチモドキホウジャク



「昆虫たちの擬態」  昆虫擬態の観察日記  花になったカマキリ

◎10月12日までマダガスカル取材中のため、今月は特集昆虫の擬態を連載形式でおおくりします。マダガスカルからの更新は恐らく不可能と思われますがチャレンジはしてみますのでお楽しみに。マダガスカル昆虫記は10月以降に特集したいと思います。

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