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海野和男のデジタル昆虫記

複雑な擬態(連載擬態26)

複雑な擬態(連載擬態26)
2008年10月05日

 毒のあるホタルやテントウムシなどに似た擬態も多く知られる。中には同じ地域に住む毒のあるテントウムシとハムシが相互によく似ていたりする擬態もある。
 毒のあるものが相互に似ることも、毒虫がたくさんいるという信号を発することになるので有利だと考えられている。これはミューラーの擬態と呼ばれている。南米の熱帯雨林に行くと、あまりにも様々な昆虫が相互に似ていて、大変複雑な世界になっている。
写真は日本とマレーシアのテントウムシとハムシが混じっている。テントウムシは1匹だけだがわかるだろうか。

「昆虫たちの擬態」  昆虫擬態の観察日記  花になったカマキリ

◎10月12日までマダガスカル取材中のため、今月は特集昆虫の擬態を連載形式でおおくりします。マダガスカルからの更新は恐らく不可能と思われますがチャレンジはしてみますのでお楽しみに。マダガスカル昆虫記は10月以降に特集したいと思います。

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