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海野和男のデジタル昆虫記

撮像素子の違いによるマクロレンズの拡大率

撮像素子の違いによるマクロレンズの拡大率
2008年08月29日


 小諸に戻ったものの天気は悪い。今年は秋雨前線が例年より早く停滞しているようだ。今日の写真は数日前に撮影したものだ。
 マクロレンズの多くは等倍マクロといわれ、撮像素子上で、1cmのものは1cmに写る。
 上はニコンD700、フルサイズの撮像素子を持つカメラだ。105マイクロVRで5mm程度のクチナガチョッキリは、最短撮影距離でこの程度の大きさにしか写らない。
 中はD300、撮像素子はAPSサイズ。最短撮影距離でずいぶん大きく写る。下はさらに撮像素子の小さいフォーサーズと呼ばれるオリンパスのE-520。さらに拡大率が上がる。
 これを見てわかるように必ずしも全てのシーンでフルサイズが有利というわけではない。ニコンのカメラを選ぶ場合、マクロで大写しをしたい人はD700よりD300を選んだ方がよいかもしれない。さらに拡大率が欲しい人はフォーサーズも良い。ただオリンパスには等倍マクロは35mmしかないので、今回はsigmaの105マクロを使用した。

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