ニューアイルランド島に来て、10日がたった。毎晩、ホタルの木を求めて宿舎に戻るのは12時過ぎになる。
ホタルの取材で難しいのは、月があると明るすぎて撮影が難しく、月がないと、今度は暗すぎて、撮影が難しいことだ。
今回は満月の少し前から撮影をしているのだが、ビデオで最もよいのは満月の次の日から3日ぐらいだ。けれど、ホタルの木として情景が出せるのはごく短時間であるから取材は結構大変だ。特殊な高感度カメラを借りてきているのだが、月がない時間では木のシルエットすら出すことができない。あらためて人の目の優秀さを知ることになった。
今回のビデオカメラマンの高田さんは、生物の生態をとるのが大好きな方で、今回も粘ってよい絵がたまりつつある。スチールの方はまだ満足できる絵は撮れていない。
写真は突然アクティブになったホタルを撮影したもの。
D2X 30mm
ニューギニア取材中につき、小諸日記は不定期です。替わりにデジカメ自然観察を毎日掲載していますのでお楽しみに。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.