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海野和男のデジタル昆虫記

「デジカメ自然観察9」自然観察用のコンパクトデジカメ1

「デジカメ自然観察9」自然観察用のコンパクトデジカメ1
2005年10月24日


現在ニューギニア取材旅行中です。小諸日記は前もって作っておいた「デジカメ自然観察」を連載で掲載しています。現地からの日記も状況の許す限り更新したいと思っています。

 デジカメを手に入れようとカメラ屋さんや電気屋さんに行くと、ものすごい数のデジカメが並んでいる。値段も様々。1万円ぐらいから、10万円ほどのものもあり、いったいどれをを選んだらよいのか、困ってしまう。
 値段も機能も様々なデジカメだが、まずそれを何に使いたいのかを考えることが大切だ。自分が何を撮りたいかで、選ぶ機能も異なる。花や昆虫を撮りたいならば、まずできるだけ被写体が大きく写せるカメラというのが第一条件になる。近づけない鳥を写したいならできるだけズーム倍率の高いカメラを選ぶべきだ。
 昆虫や植物を撮るのに理想的なデジカメは、ズーム付きで、望遠でも広角でもモンシロチョウぐらいの大きさのものが、画面いっぱいに写せるものだ。多くのデジカメで近寄って撮影するにはマクロモードというボタンを押す必要がある。同じマクロモードでも近寄って広角だけで写せるもの、望遠だけ大きく写せる物など様々だ。中にはある決まったポジションでだけマクロモードが使えるものもある(オリンパスなどのスーパーマクロモード)。
 ズーム付きのデジカメの場合、ぼくの経験では、フイールド図鑑に載っているような花や昆虫のポートレート写真を撮るには、望遠でマクロが効くか、またはマクロモードにするとズームのまん中へんで固定されるものが使いやすいようだ。(「デジカメ自然観察のすすめ」(岩波ジュニア新書)からの抜粋を書き直したものです。本をお買い求め頂ければ幸いです。)
 写真はオリンパス8080のスーパーマクロモードで撮影したトラフタテハ。マクロレンズを一眼レフにつけたような写真になる。


◎来年のカレンダー「昆虫たちの世界」を販売します。定価1050円のものです。ここから申し込んでいただくと事務所からメール便で直送します。

送料、郵便振替料金込みで1部1000円、2部1700円、3部2300円です。到着後同封の振り込み用紙で振り込んで頂ければと思います。銀行振り込みもOKですが、その場合は振り込み手数料は申し訳ありませんがご負担ください。ご希望の方は裏表紙にサインを入れますのでその旨お書き添えください。なお発送は第1回目が10月末になります。

メールの件名は「カレンダー申込 」として下さい。
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